検査項目
マイクロセルフキットは指先の微量血液で血液検査を行いますが、腕から採取した血液と同等の検査結果を得ることが出来ます。
※但し、採取方法・取扱方法などによっては微量血液のため正しく結果が出ない場合が御座います。
肝臓は元々再生能力が高く、ダメージを受けても自己回復しやすい臓器です。また、症状が出にくいので気付いた時には深刻な事態に陥っていることも。アルコールの過剰摂取や食べ過ぎ、運動不足など、現代人が陥りやすい環境によって引き起こされる病気を見つける事が出来る検査です。
TP | 肝機能、腎機能 |
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AST(GOT) ALT(GPT) |
肝炎、脂肪肝など |
γ-GTP | アルコール性肝障害、NASH(非アルコール性脂肪肝炎)、胆道閉塞症など |
アルブミン(Alb) | 肝臓疾患(肝炎や肝硬変など)、腎臓疾患(腎硬化症や腎不全など)、蛋白喪失 |
人間は日々身体の中で代謝をして、新しい細胞を作りだし、古い細胞を身体の外へ排出しています。その代謝活動がうまくいっていない時に本来排出されるはずの尿酸が作られ過ぎ、一定の量を超えることで異常を引き起こします。その異常こそ痛風と呼ばれるものです。尿酸検査ではこの尿酸の値が低すぎたり高すぎたりすることで起こり得る病気を発見できる検査です。
尿酸(UA) | 高尿酸血症、痛風など |
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コレステロールや中性脂肪の量を測り、基準値を超えているかどうかで脂質異常を判断します。食事の量が多すぎたり、運動が不足していたり、喫煙をしていることで引き起こすケースが多く、自覚症状がほとんどあらわれない分気付いた時には病気が進行してしまっていることも。心筋梗塞や脳梗塞などの大きな病気を併発する可能性があり、重要な検査項目と言えます。
総コレステロール LDLコレステロール (悪玉コレステロール) TG(中性脂肪) |
肝硬変、脂質異常症、動脈硬化症など |
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HDLコレステロール (善玉コレステロール) ALT(GPT) |
脂質異常症、動脈硬化症など |
血液中の老廃物や余分な水分を排出する役割をしている腎臓。その働きが悪くなることで本来排出されなければいけない老廃物が溜まっていき、身体に異常が出始めます。腎臓の病気が進行し、末期腎不全になると人工透析や腎移植が必要となる為、定期的に自身の状態をチェックすることが大切です。
クレアチニン | 筋ジストロフィー、多尿(尿崩症)、腎不全や腎炎などの腎臓病、尿路の閉塞など |
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尿素窒素(BUN) | 肝機能低下、腎不全や腎炎などの腎臓病など |
血液中のブドウ糖濃度を測る検査です。糖は血管を傷つける為、血糖値が高いまま治療せずに進行してしまうと、傷ついた血管を修復することが出来なくなり、糖尿病を発症します。糖尿病が進行すると血管の傷ついた場所から異常が出始め、目が見えなくなったり、手足が壊死することもあります。
ヘモグロビン A1c | 低血糖症、糖尿病など |
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